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13 Aug, 2002

昔は上海→黄山は夜行列車があったらしいのだけど、今は朝に出る列車しかないのだとか。だから、朝はやくホテルを出る。上海駅の前にはものすごい人がいた。みな、レジャーシートみたいなものを広げて座っている。パジャマ姿のまま歩いている人もいる(パジャマは普通の服より高いから、わざと見せるためらしい)。

今回は昨日乗った列車と違って、いかにも「硬座」っぽいベンチシート。その列車に約12時間列車に缶詰。飛行機なら日本からヨーロッパに行けるではないか。窓の外の田園風景をみつつ、まったり・・・とはいかないのが中国。彼らは大声でしゃべる。携帯電話での通話なら、もっと大声。ゴミを床に落とす。がんがん落とす。たまにお掃除の人が来ると、ものすごい量のゴミがでてくる。もう1つのゴミの捨て場所は窓の外。窓から痰もはく。そういう姿は何度も見てきているけれど、そういう人たちを12時間もずっと見続けたのは初めて。さすがに・・・^^;

中国語の表示があって、その下にアルファベットが書かれている標識なんかをよく見かける。英語かと思いきや、ピンイン(発音記号)であることが多い。何の意味があるのかが知りたい。

もうすぐ黄山という時に、ホテルの客引きが車内に出現。駅についたら声をかけられるのかと思っていたら、こんなところから客引き合戦が始まるのか・・・。びっくりした。結局、列車を降りた時に知り合った中国人女性と部屋をシェアすることになった。

夕食を一緒に食べに行った。行ったのは屋台みたいなところ。食材が並べられている食材を見て、どれを使ってどういう料理を作ってと注文できるらしい。中国人の目で新鮮度を確かめて選んでくれた素材だけに、おいしかった。塩辛かったけれど^^;夕食はおごってもらっちゃった♪

その後、彼女は床屋(って感じかな)で髪を洗っていた。普通の椅子に座って、シャンプーやトリートメントをする。どうやって流すのかと思っていたら、お客である彼女がシンクのところまでトコトコあるく。そして、前かがみになって椅子に座る。・・・それ、絶対顔に水かかるよね?

部屋で彼女がテレビのチャンネルをまわしていた。彼女が「あ、日本人」というから見てみると、日本軍が中国を侵略しているものだった。いや、あの、それはどういう意図でそれを私に見せているのですか(汗)?もちろん、中国人が見て楽しいようにできているから、日本軍の人間をうまいことやっつけていく、みたいな話でして・・・。どこへ行っても、その手の番組はよく見かける。テレビや教育で、日本に対する感情をコントロールしていそうだなーってのは感じた。


地下鉄 2元
宿 40元
水 3元
オレンジジュース 3元
食パン 4.5元

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