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2 Aug, 2002 Wのお母様と妹さんが私を南京の名所に連れて行ってくれるとのこと。どこからひっぱりだしてきたのか、いい服を着ていいバッグを持って出発の準備をしていた。私は今日までのお礼ということで、Wのお母様に100元札を渡して、全ての荷物を持った。彼女たちは今日もここに泊まればいいのだから荷物は置いていくように勧める。私ががんとしてきかないので、Wのいるレストランに私を連れて行くことにしたらしい。それにしても、お金を渡したあとのWのお母様の激変ぶりときたら・・・。あれほど嫌がっていた写真にも積極的に写ってくれたりして。ベタベタってわけでもないけれど、そんな感じで一緒に写ってくれたり・・・。早くここを去らなくちゃ。 Wは「数日後には休暇がとれるから一緒に黄山に行こう」と言う。それでも私が去ろうとすると、マネージャーに話をつけてきて、「今日休みをもらったから一緒に南京を観光しよう」と言う(彼女の職場はどうなっているんだ?)。でも、もう信じるのも限界。引き止めるのが無理だとわかった彼女は涙ぐんでいた。グラっときたけれど、1人で南京の中心部に向かうことにした。今でも彼女が善意だったのかお金目的だったのかわからない・・・私、お人よし? 教えてもらった渡し舟に乗ると、とりあえずあの町を脱出できた安堵感でいっぱいだった。が、ついた先でまたしても「ここはどこ?」状態。近くにいた住民に中国語で話し掛けたけれど、皆「私にきかないで」と手を振る。ここでも助けてくれたのは英語がしゃべれる(自分の英語を試したい)人。乗るべきバスと運賃を教えてくれた。もっとも1元を「1 dollar」って言うのは違うだろって気がするのだが(中国でバスがそんなに高いなら乗りたくない)。降りるバス停も教えてもらったから乗客に着いたら教えてほしいと言うけれど、なんだかよく分からない反応をされた。通りの名前と地図で現在位置の検討をつけて、適当に降りることにした。てくてく歩いていると、また英語のできる人が話し掛けてくれた。彼はなんと南京大学まで連れて行ってくれた。 あれほど行きたいと思っていた南京大学に到着。『歩き方』によると、ドミがあるとのこと。でも、実際にはドミはないと言われた。1部屋単位でしか提供していないのだとか。1部屋80元。『歩き方』には80元より安く泊まれるホテルは載っていなかったから、高いけれど泊まることにした。西欧人バックパッカーもたくさんいることだし、安いところなのでしょう。 中国ではビンに茶葉を入れて、お湯を足しながら飲む姿がよく見られる。私も真似をしようと思い、ビンを購入。もっていた茶葉を入れて、ホテルにあるお湯でお茶を作ってみた。そして地元民っぽくふるまってみる。これが楽しいのよね。 お礼 100元 ビンに入ったジュース 3元 バス 1元 南京大学の寮 80元 |