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6 Aug, 2002

初のバスの移動。最初は、持ち込める荷物は制限があって、荷物が重たいから追加料金を取られやしないかとビクビクしていた。切符を見ても、どこにも持ち込める荷物の制限についての記述はない。しかし、他の中国人たちはサンタクロース並の大きな袋などを平気でバスや電車に持ち込んでいる。飛行機以外はあまり神経質になる必要はないのかもしれない。

バスの運転は、すごく荒いという訳ではなかったけれど、激しかった。とにかくクラクションをならしまくる。追い抜きをする時には鳴らすものらしい(別に危険でもなんでもない。時々、かなり長く鳴らすこともある。よく分からない)。私にはうるさいと感じるのだけど、運転手さんはなんともないのだろうか?

とりあえず、無事に無錫に到着。しかし、バスに帽子を置き忘れてきたことに気づく。困っていたら、中国人に声をかけられた。私が辞書を使って「バスに帽子を置き忘れた」ということを作文している間に、私の周りに人だかりができていた。ほんと、黒山の人だかりっすよ。「あー、また辞書ひいているよ」と馬鹿にする人(?)もいるけれど、結局見守ってくれている。彼らの助けもあって、帽子は回収できました。バスはもう南京に戻っていたのだけど、バスターミナルに置いていってくれていたみたい。

親切な彼らと別れると、今度は客引きがっ。1泊50元で泊まれる宿があるというからついてったけれど、50元の部屋はもう埋まっていて100元しかないという。「じゃぁいいです」と外に出ると、客引きのおばちゃんは私が安宿を求めているということを理解したらしい。今度は外国人は泊まれない招待所につれてこられた。招待所のフロントにいた人たちは外国人は泊められないんだということを私に説明してきた。うん、知っている^^;私も来たくてここに来たんじゃないんだよ〜。ただ、客引きの紹介があれば泊まれるのかな、と一瞬期待しちゃっただけ(笑)。フロントの人たちは、私たちが警察につかまっちゃうから、と申し訳なさそうに言っていた。

客引きは、じゃあ次は・・・と歩き始める。しかも、ちょっと道に迷っている様子で、同じところをぐるぐる回っている。けっこう歳のいったおばあちゃんなのだけど、妙に足がはやい。私のバックパック、重いのだけど・・・。特に、今日は1.5リットルの水も持っていることだし。もういいよ〜と思って彼女の方を見ると・・・彼女は笑顔でどうも「もういい」とは言いずらい雰囲気^^;

そうこうしているうちに、次のホテルへ。1泊100元と言われホテルを出ようとすると、90元に値下がりした。他はもっと高いんだということを力説してくる。『歩き方』には駅前からはちょっと遠いけれどドミのある宿があるって書いてある。だけど、そこまで行って、南京の時のように実はないなんてことになったら・・・そう思ったら、面倒になったから泊まることにした。カードでの支払いもOKみたいだし「[Do you speak Chinese?」ときかれたので「No」と言うと、なぜか筆談がはじまった。英語しゃべってくれるんじゃなかったの?ユースばかり泊まり歩いていた私には、とても立派な門構えのホテルに見えたのだけど、フロントが英語をしゃべらない・・・びっくりした。

部屋に案内されたけれど、設備がよくてびっくり(ユース派から見るとえらく豪華に見えた)。バスタブのあるお風呂があるし、アメニティもある。使っていいタオルもあるし、もちろんエアコンもある。こんな立派なホテルに泊まれるなんて(笑)。うれしくって、その日はずっとホテルでゆっくり過ごした。いいホテルに泊まると、こんなにも疲れがとれるのね。というか、南京大学のエアコンなしの80元は高かったな・・・

夜、男性から電話がかかってきた。今度は何だよ、と思いつつきいていたけれど、中国語ばかりで全然分からない。中国語は分からないと伝えると、「Sorry」と
即英語に切り替わった。電話の相手は旅行に来た中国人の大学生さんたちで、仲良くなって明日一緒に観光することになった。


ホテル 90元
パン 1元
肉まん 0.5元
地図 4元

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