*草刈麻紀プロフィール
4歳よりピアノを、13歳よりクラリネットを始める。桐朋女子高等学校卒。
東京芸術大学器楽科(クラリネット専攻)卒業後、同大学院に進む。
ウィ−ン国立音楽大学に留学し、ホルスト・ハイエックにクラリネットを、カール・エ−ルベルガ−に室内楽を師事。
その後、スイス、ルツェルンに移住、トーマス・フリ−ドリに師事。
ルツェルン市立歌劇場管弦楽団の契約楽員となる一方、ルツェルン・マルタ−ス音楽学校の講師に就任。
86年、ジュネ−ヴ国際音楽コンク−ルクラリネット部門でディプロマ賞(セミファイナリスト)を受賞。
87年に帰国。東京文化会館小ホール、津田ホールにおける2回のリサイタルのほか、オ−ケストラや室内楽の分野で活躍中。
オ−ボエの小林裕、ファゴットの大澤昌生と共にスイスで結成したアンサンブル・コンソナンツでは定期演奏会を行う他、
FMリサイタル、各地の音楽祭への出演など、室内楽活動も活発に行った。
近年はプロデュースも手がけ、草刈麻紀プロデュースによる室内楽シリーズを企画、世田谷パブリックシアター(三軒茶屋)で、2001年4月に第1回公演
「THEATRICAL
MUSIC NIGHT in さんちゃ」、
2003年2月に第2回公演「詩的に音楽会
in さんちゃ」を開催した。
その後も、詩的に音楽会の縁から、谷川俊太郎・谷川賢作のCD「家族の肖像」作成に参加、木管四重奏団"であるとあるで"を結成。東京・富山・仙台等で谷川親子との共演を重ねている。CD「あるでんて」をリリース。
2006年より管弦アンサンブルにパティシエ中村史の協力を得て,La Collega Divertente(ラ・コレッガ・ディヴェルテンテ)を主宰。
演奏終了後に 聴衆と演奏者が手作りお菓子を囲んで交流する「おいしいコンサート」シリーズは、様々なゲストを迎え10回に渡り好評を博した。
2011年には、「ラ・コレッガ・ディヴェルテンテの東日本大震災復興支援チャリティー名曲演奏会」を開き、被災した子供たちの支援活動も行った。
同じく2011年、歌(ソプラノ)とクラリネットとピアノのアンサンブル"Sotto Voce"を結成。クリスマス・チャリティーコンサートでは引き続き、被災地の子供たちの支援を行っている。
また、室内楽の他に合唱劇の新作初演やオペラシアターこんにゃく座の楽士としても活躍。ますます多岐に渡ったクリエイティブな活動をしている。
クラリネットを千葉国夫、千葉直師の両氏に、ピアノを坪田昭三氏に、室内楽を海鋒正毅、A.ピュイグ=ロジェ、村井祐児各氏に師事。
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